自分にピッタリの味を探すのは、どんな食べ物でもすごく難しいことだと最近実感しています。
こんにちは。
「うまい!またきたい!これたべたい!」と思うものに出会える事は幸せだと思います。
スープカレーブームが来て数年が経ちましたが、札幌に長く住んでいるにもかかわらず
スープであるカレーを認められなかった私は食わず嫌いをしておりました。
カレーはトロリとしていてこそカレーであり、あれはスープなんかではなく「ルー」という特別カテゴリーで長年
トップを勤めてきている。それがマイナーであったスープカレーなんかに米をとられてたまるか。と。
そして「ルー」カレー党を代表して自分が「スープ」カレー党代表の友人に連れられていった敵の本部。
そこは「ベンベラネットワークカンパニー」通称ベンベラ。
なんか大規模な名前に圧倒される。
秘密結社のような、時代を感じる狸小路7丁目の雰囲気にピッタリなレトロちっくな建物の廊下突き当たりにある。
もうこの時点で自分はこの店に興味深深。。
この日は日曜日ということで、廊下にはヨダレを垂らさんばかりのスープカレーの信者達が長蛇の列。
自分は「ルー」カレー党の代表というプライドをかけ、まさに、ちょんまげにはかま姿で異国に旅立った岩倉使節団のように誇り高くその列にならんだ。
自分達が店内に入れたのはそれから数十分後。
お腹の減り具合もかなりのもので、すぐにでも何かを胃に入れたい。
肝臓が蓄積していた燃料を体に送り込んでいるのが解る。
店内は建物とピッタリなレトロ風な感じで、おしゃれな古着屋のようだった。
席数も少なく、そこらへんもなにかのこだわりを感じさせる。
店には二種類のスープがあり、自分は「エピローグ」という、毎日用意されているらしい定番スープを頼む。
そして、カレーの種類を「キーマ温卵ベジタブル」と言い放ち時を待った。
さて、どんなものなのだろう。
カステーラを最初に食べた日本人と今同じ気持ちでいるのだろうか。
約十分後、自分の頼んだメニューがテーブルに運ばれると、まずその具の大きさと、スープとカレーが別々なことにびっくり。
そして友人に「・・・・どうやって食べるの」と赤面で聞くと「すきにしろ」とのこと。
スープを一口いただくと、キーマ(ひき肉)とスープがマッチしていて、なんというか、そのあれだ。
う ま い 。
「ルー」のカレーと味が一緒なのかといわれたらそれは全然違うのだけれど、
これは「スープカレー」というカレーというカテゴリを抜けた食べ物なのだ。
野菜がいい。特にピーマンが生き生きとしている。
そして、自分の知らないスパイスがきっと何十種類と化学反応を引き起こしているこの「スープ」が(゚д゚)ウマーなのだ。
何度も口に運びたくなる。
すごいうまい言い方が思い浮かんだから発表する。
「今口に入れたスープが、1秒後もう食べたくなっている」
・・・・・。
とにかくすごい勢いでペロリ。
大降りの野菜とスープと、サフランライスにのった目玉焼き。
写真を撮ったので乗せておきます。
店を出た後、
予想以上に満足した自分を誇らしげに思った。
ルーとかスープとか関係ない。
うまいもんはうまいんだと、心の辞書に刻み込みましたとさ。
並んでまで食べたいものが増えて幸せ。
<ベンベラ・ネットワーク・カンパニー>Bem Bera network company
住所:札幌市中央区南2条西7丁目 M's SPACE 1F
電話:011-231-5213
